カー 用品メーカーのカーメイトは、10月10日より、車両の診断用コネクターのOBD2に接続することで車両走行データを収集できるOBD2アダプター 「DriveMate d-OBD」(ドライブメイト・ディー・オービーディー)と、そのデータをiPhoneなどで表示するための専用アプリケーション「DriveMate Ecorda」(ドライブメイト・エコーダ)を発売した。
写真のDriveMate d-OBD車両診断機と専用アプリのDriveMate Ecordaを組み合わせて使うことで、リアルタイムな走行情報はもちろん、貯まった走行データから、平均燃費・最高速度・燃料消費量・アイドリング時間等の変化をiPhoneやiPadなどで確認することが出来る。
この製品は、楽しみながら燃費向上を目指すユーザーにフィットネストラッカーのような感覚で、手軽に使えることを目指して開発されたとのことだ。
対 応している端末は、iPhone 6 Plus/6、iPhone 5s/5c/5、iPhone 4S、iPod touch 第5世代、iPad Air、iPad with Retina display、iPad第3世代、iPad mini with Retina display、iPad miniとなっている。
DriveMate d-OBDは、画像のように車両に搭載されている診断用コネクターのOBD2にOBD2アダプターを挿す事でワンタッチで装着できる。
なお、OBD2コネクターからは、電源も供給されるので、別途電源の配線をする必要もないので、誰にでも簡単に装着できるのもうれしい。(OBD2コネクターの場所はこちらをチェック!)
本体には、独自のデータ抽出法でドライブ毎のログデータを軽量化し、記録保存するユニットが内蔵されている。そのため、乗るたびにデータを吸い上げる手間がなく、最大30日分保管可能とのことだ。
使い方は、専用アプリを入れたスマートフォンを車内で起動すると、蓄積データがBluetoothで自動的にiPhoneなどに送信される。そしてそのデータをアプリで活用できるというわけだ。
最近のクルマには燃費計なども搭載されており、同様の機能が使えるものもあるが、30日データを蓄積して活用できるものは筆者の知る限りない。
日ごとの比較が出来るので、日々の通勤での燃費ドライブを心がけている人には、更なる燃費走行のヒントになるに違いない。
詳しくは公式HPをチェック!
最新OBD2診断ツールモジュール『DriveMate d-OBD』『DriveMate Ecorda)』イメージ動画