エラーコードスキャナー何とか稼動

ポルシェの場合は964の時代からOBDⅡ規格に準拠した16ピンのコネクターが設置されたようです。

OBDⅡとは
1996年以降アメリカで販売される車に義務つけられた点検用の規格。
従来オンボードダイアグノーシスと呼ばれる自己診断機能があったが、その表示方法や点検コネクターは各メーカー独自のもので専用の機器や専門知識を必要とし一般ユーザーには手が届かなかった。
OBDⅡではその点検コネクターや通信プロトコル、故障診断コード等を標準化。
欧州では2001年からOBDⅡコネクターを装備することが義務つけられたが1996年頃からOBDⅡ定義に盛り込まれた通信プロトコルが使われている車もある。
ということでアメリカでの販売比率の高いポルシェは比較的早く対応していたようです。

今回、自分はヤフオクでUSB接続のケーブルを3000円で入手。
結局PC用のソフトは付属しておりませんでしたので、関連のサイトからソフトをダウンロードしてPC接続に何とか成功して、本日初めて試しに自分のRSでスキャンしてみました。

こうして書くと簡単なようですが、ここに至るまでは貧困なPC知識と英語力を総動員して英語のサイトと格闘、知らない形式で圧縮されたダウンロードファイルを認識させるまでに約1週間かかった事は白状いたします。

結果としてはDMEをはじめエアバッグ、空調関連などのエラーコードをスキャンすることができました。
スキャンもできますし、エラーコードをクリアすることもできます。
RS号は空調関係で3つのエラーコードを抱えておりましたが、ショップに問い合わせたところ大勢に影響は無いということでひと安心。確かにエアコンもヒーターも使えてます。

空冷時代はデータを読み出せる範囲も限られていますが、996以降では広範囲に、過去の記録を含めてデータを呼び出せるようです。
964から997まででしたらコネクターの位置さえ判れば読み出せるかな?

暑い中、ノートPCを持ち込んでクルマの中でゴソゴソやって疲れましたが、転ばぬ先の杖として使えるようにできたのは何よりでした。

スキャン結果としては空調で3つのエラーコードあり。スキャン可能項目は控え目です。

 

ちなみに997の欄を見るとスキャン項目がこんなに沢山ありました。

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